クリスマスローズの育て方

クリスマスローズとは

クリスマスローズは名前の通り、クリスマスの時期に白いバラのような

花が咲くのが特徴となっています。

お花やさんの店頭などで販売されているクリスマスローズは、

レンテンローズという種類がほとんどです。

キリスト教のレント(四旬節・受難節)に咲くので

クリスマスローズと付いたと言われています。

キリスト教のレント受難節・四旬節というのは、

復活祭前の6回の日曜日を除いた40日間のことを言います。

2月〜3月頃に咲く花ということになります。

クリスマスローズは学名をヘレボラスと言いますが、

ギリシャ語では殺す食べ物という事になります。

見た目と違い恐ろしい学名が付いていますが、

毒を持つ植物ですのでペットなどが

クリスマスローズを食べてしまわないよう注意が必要となります。

キリスト教の逸話にクリスマスローズに関する話しが残されています。

貧しい羊飼いの少女がイエス・キリスト誕生を祝福しようと訪れたものの、

捧げる贈り物がなくて困っていました。

すると天使が舞い降りてきて雪の中から美しい白い花を出し、

贈り物として捧げなさいと告げました。

この白い花がクリスマスローズだったと言われています。

クリスマスローズは庭に植えて楽しむという人も多いと思いますが、

4年以上たつと株も大きくなりますので、

クリスマスローズの根を傷めてしまわないように注意しながら株分けをしましょう。

各株に大きな葉がつくように注意しながら株分けをします。

ハサミやナイフを利用するといいでしょう。

株を分けて1ヶ月ほど経ったら肥糧を与えてあげましょう。

クリスマスローズ 育て方

クリスマスローズは白が一般的に好まれているようですが、赤紫色などもあります。

比較的落ち着いた感じの色が多く、洋風の庭でも和室でも合わせることが出来ます。

クリスマスローズは日本の寒さにも耐えてくれますので、

安心して育てることが出来ますが、高温多湿には弱いので気をつけましょう。

クリスマスローズは寒さに強く、咲く花が少ない冬に咲いてくれるので

多くの人が庭などに植え、美しい花を鑑賞しています。

クリスマスローズは寒さには強いですが、

真夏の乾燥には弱いので気をつけましょう。

クリスマスローズの種を蒔いたり株分けをすることで

比較的簡単に増やしていけるので、少しずつ増やしていけるという楽しみもあります。

クリスマスローズを鉢植えで楽しむ場合には、南向きの軒下に置くと霜が当りません。夏は北向きにして風通しを良くしてあげて、

出来るだけ涼しい環境でクリスマスローズを育ててあげるようにしましょう。

直射日光が当らず比較的明るい場所に植えてあげるといいでしょう。

クリスマスローズは病気も害虫もない花ですので、

育てる場所にだけ気をつけてあげましょう。

クリスマスローズは花が咲き終わった後、

そのままにしておくと株が弱くなってしまいます。タネを取る場合は別ですが、

タネを取らないのであれば、花茎ごと切り取っておくほうが長持ちします。

クリスマスローズは寒さには強いと言われていますが、

霜には弱いので霜よけを作ってあげたほうがいいでしょう。

クリスマスローズ 販売

クリスマスローズはキンボウケ科の宿根草です。

花屋さんの店頭で多く販売されているのはクリスマスローズの中の

ヘレボルスの交配種がほとんどです。

寒さに強くクリスマスの頃に白いバラのような花を咲かせることから、

クリスマスローズという名前がついたとも言われています。

落ち着いた色合いが多く、地味な印象を与えるため、

以前の日本ではあまり人気のない花でした。

花屋さんの店頭では10月頃からクリスマスローズの苗などが販売されます。

グレーや緑などのシンプルな色合いも多いので、

和室にも良く合い和風の庭にもクリスマスローズはぴったりです。

洋風にも合わせやすいので、近代的な家作りを楽しんでいる人にも安心です。

和風・洋風どちらにも合うというのも

クリスマスローズが人気となった理由となっているようです。

最近では交配種も加わり色のバリエーションも増え、

クリスマスローズの人気は一気に上がりました。

ガーデニングブームも手伝い、今やクリスマスローズは

冬の庭の主役と言われるほど、大きな人気となりました。

寒さに負けずに賢明に花を咲かせる姿も大きな魅力となっているようです。

綺麗な花を咲かせるクリスマスローズですが、控えめな姿が美しいという人もいます。

クリスマスローズを鉢植えにしたり、花瓶に生けたり、

切り花にしたりと色々な方法で楽しめるのも魅力です。

1月〜3月という景色の淋しくなる時期に綺麗な花を咲かせるので、

冬の大きな楽しみとしてクリスマスローズを育てるという人も増えてきています。

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